オーガニックワインを親子３代に渡り造っているCANTINE LOSITO(ロズィト）の３代目で醸造家であるGiovanni Losito氏と妹で海外のマーケットを担当しているAurelia Losito氏が来社されました。

ロズィトはプーリア州の北、ガルガーノ地方にあります。
プーリアはイタリアの州の中でも特に日照量が多いため、そのブドウから造られるワインは色・味・香りが他の州とは異なります。また２つの海と山もブドウに良い影響を与えています。

年間生産本数は60,000本。その昔は品質よりも生産量を優先していましたが、現在は品質を最優先にしているとのことです。中でもピンク色が目を引くネーロ・ディ・トロイアから造られるロゼワインは2,000本しか造っていません。
 

ワイナリーは３代目の父と息子、妹そして従業員１名の４名だけでほとんどの作業を行っています。
それを可能にしているのが最新のマシンです。
例えば収穫の時期には、写真右の青い機械を使います。これによって品質の良いブドウの粒だけを収穫することができます。
なんとなく手摘みの方が良いのでは？と思いがちですが、手摘みだと一房の中に質の悪いブドウが入っていたり、苦みのもとになる茎なども一緒に収穫してしまうなどワインに悪い影響を与えてしまうようです。

その他オーガニックのブドウ栽培はどのように行われているかなどとても丁寧に説明していただきました。
彼らのオーガニックに対するこだわりは、ワイン造りだけでなく日常の全てに感じられました。

弊社倉庫もご案内させていただきました。
ちょうど企業様のお歳暮の準備中だったので、私たちがどのように販売しているのかを見ていただくことができました。
「帰ったらお父さんに見せたい！」と写真を撮っていました。

お二人ともとっても素敵な方々で、もっとお話を聞きたかったのに・・・というくらい充実した濃い時間を過ごすことができました。

たくさんのお客様にロズィトのワインを知っていただけるよう、ますますがんばらねばと思いました。